今回は微妙に夜麻先生とズレてますけれど、語らせてください(笑)今日10年以上かかってようやく完結した真鍋譲治先生の『ドラグゥーン 竜姫兵』の第五巻を買ってきたんですよ〜流石に前巻から6年経ってるだけあって話を大分忘れていたのですが、一番肝心な点まで忘れていたんですね。何と、この中にジェンドそっくりのキャラが出てくるんです!!褐色の肌でロングヘアーで強気の彼女が!!しかもかなりおいしいショットがたくさんあって(爆)……もう私は一日中可愛い〜と叫んでおりましたwジェンドに似ている似てないを抜きにしても本当に趣味ぴったりの女の子を描かれるんですよ!!真鍋先生は!!機会があればドラグゥーンの4巻と5巻に二人に関係するシーンがちょこっとありますので興味がある方は読んでみてくださいw
 やっぱりジェンドで何が好きって、あの褐色の肌とロングヘアーも大好きなのですが、それ以上に男勝りな性格がいいですね。本当は弱いんだけど、それを隠すために強がって。無理してる彼女の姿を見ると本当に可愛いな〜と思っちゃいます。だからカイには陰でそっと支えて欲しいんですよね。何気ない事でもいいから。馬鹿な事言ったり、からかったりするだけでいいんですよ。彼女は直接的な感情を受け止めようとはしないから、そういうさりげない気遣いが一番いいんじゃないかな。あと、彼女の涙も好きです。思い切り泣くのではなくて声を押し殺して泣くんですよね、彼女は。やっぱり泣くって事は自分の弱さを認める事になるし、それを他人に見られるという事はプライドの高い彼女にとっては一番避けるべき事でしょうから。そんな時、カイにはそっと彼女を抱きしめて欲しいんですよ。後ろから抱きしめるとか、あるいは胸や肩に顔を埋めさせてやるとか。「見てないから……思い切り泣けよ」っていうのが理想です!!それでも彼女は声を殺して泣いて。そんな彼女の背中をそっと撫でてやったりして。なんかいいですね……(遠い目)でも涙を見せるって事はそれだけ相手を信用している事だと思うんです。だからジェンドには思い切りカイの前で泣いて欲しいかな。もちろんそれだけではなく笑顔も見せて欲しいですけど。たまにフッと見せてくれる温和な笑みって結構好きですね。“I wanna see you smiling at me”の後書きでもちょこっと書きましたけど。ケラケラ笑ってるのとは違って、本当に幸せなんだな、って思えるんですよ。何ていうのかな、今の自分を振り返ってそう思えるんじゃないかと。レヴァリ・アース2巻の186ページでウリックが見せている笑顔が一番イメージ近いんですけど、あの時の彼女の笑顔は決意の現れに起因した心の充実のような気がしてちょっと心が痛みます。良くも悪くも、人間って心に波一つない平静な状態の時にそんな表情を見せるんですよね。そういう顔って結構好きだったりします。もちろんジェンドには幸せになってそういう顔を見せて欲しいですけど。だからそう言う顔をたくさん書けた"I wanna..."は個人的には凄くお気に入りです。
 あと、カイは何度も書いてますが子供っぽいイメージの方が断然好きですねw私は男ですから『お兄さん』ってイメージに惹かれるものが何もないんですよ。『お姐さん』ならめちゃくちゃ惹かれますけど(笑)それに彼は『お兄さん』である事で自分を抑えてジェンドと十六夜を統率しなければ、という制約が加わると思うので。無理してるんですよね、結局の所。そういう大人な彼も素敵ですが、個人的には無理していない自分に正直な彼の方が好きですね。そして超個人的な趣味を言うと、“I wanna...”で書いたような髪をおろした彼も大好きですv何ていうか童顔で可愛そうですよね(ヲイ)何かいつまでも夢を追い求めている少年ってイメージがあって好きです。この作品のテーマでもあるのですが、発展性のない関係や存在というものは意味がないと思うのです。そりゃいつまでも昔みたいに毎日が新鮮で……ってわけにはいかないですけど、それでも何か目標を持って自分を高めていくようなそんな関係を作りたいな、とは思います。だからカイの『少年』ってイメージは外せないかな。私的に。だから小説を書く時にはいつも二人には青臭い恋愛をしてもらいたいな、と思います。時に泣いて、笑って、ぶつかりあって。“kokoro”シリーズではそういう書きたい物がある程度まとまって書けたので個人的には満足してるんです。だから一区切りがついたんですけどね。何せ倦怠期まで書いてますから(笑)もう「余は満足じゃ」てな感じです(笑)でもありがたくも「“kokoro”シリーズが終わって残念です」というお言葉を頂いたので、ネタがあれば番外編でも書いてみたいですね。