シオイリ小説 シリーズ物

更新履歴  2006年 ever green
↑OLD      NEW↓
約束の大地 〜 spiritual vows
ずっと逢いたかった。ここに来たら逢えるって……そう思った

REVERY EARTHのパラレルストーリー。イールズ・オーヴァとの戦いから数年後、一人で旅を続けていたイリアはアバスのイビスを訪れていた。いつまでも変わらないセピア色の景色に包まれながら、イリアは一人泣き崩れる。そこに現れたのは――
text


like a shining moon...
例え血が繋がっていなくとも……僕はザード兄さんの弟だ

再会を果たした二人は、ある想いを胸に、再びアドビスの地を訪れていた。それは決して懐古の情などではなく、苦々しい過去と対峙し、そして決別しようというものだった。そんな彼らの思いとは裏腹に、城内では様々な人間の政治的思惑が交錯し、彼らの魔の手が二人に迫っていく…
vol.1 vol.2


温もりの距離
アドビスに生まれたウィザード……この誤算が全てを狂わせた

「イリア……どうしてるかな」
飲み込まれてしまいそうな大空を見つめながらシオンは呟く。背後には今にも崩れてしまいそうな空中神殿が、目の前には飲み込まれてしまいそうな大空が広がっている。
彼女は地上に送り返した。自分が戻るだけの魔力は残っていなかったから、だから彼女だけ。それでも良かった。彼女を護る事が出来た、それだけで良かったのだ。
「永いお別れだ、イリア」
爆音が響き渡り、地面がグラリと揺れる。意を決したシオンは大空の中へと飛び込んでいった。
vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7


white memories
彼女が認めたくないのはそれが俺の言葉だから。忌むべきウィザードの言葉だから

"like a shining moon"から数週間後、アドビスから逃れたシオンとイリアは辺境の街ルクレシアを訪れていた。雪に覆われた街に響く二人の足音。互いに口を開く事すら躊躇われるような沈痛な雰囲気の中、彼らの前に現れたのはアドビスの兵士達だった…
text


a p o t o s i s
人   間   よ   、   滅   び   な   さ   い

アドビスでの惨劇から1年ーーオッツキイム全土が不穏な空気に包まれる中、高名な魔導師達が次々と謎の失踪を遂げ、各地では魔物達が理由無き暴走を始める。変わりゆく世界に誰もが不安を感じていた。そんな時、彼らは再会を果たした。不吉な暗雲に覆われたリルハルトの街で…

*apotosis以前の小説をご覧になってない方はこちらから設定集をご覧下さい。最低限必要な設定は網羅しています。
*
主人公はカイ、ジェンド、シオン、イリアと切り替わりますが、どの主人公の視点でも、大抵カイジェン・シオイリ双方のカップリングのストーリーを詰め込んであります。
prologue vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15 最終章


ressurection
既に事態は私達の手から離れてしまったのかも知れない.、気をつける事ね。私達はあまりに無力だわ

アドビスへと戻ってきたシオンとイリア。そこに王の姿はなく、王妃の姿もなく、あるのは国の再興に躍起になる妹<ミト>の姿だけだった。王位継承の儀が迫る中、城下では連続殺人事件が発生する。それがアドビスの未来に関わる大事件に発展しようとは、その時誰も予想だにしていなかった……
本作には性描写が含まれる為、18禁とさせて頂きます
prologue vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15 vol.16 vol.17


e v e r g r e e n
私が拠り所にしているものーーそれは今にも崩れ落ちそうなこのアドビスという老国

"ressurection"の番外編です。語り手はシェーナとなっておりますので、ご了承ください。前作をお読みになっていない方はそちらからどうぞ。
prologue vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5


TOP